学習塾でも進路相談や進路指導をすることはある?
学習塾に通う際に、「進路相談や進路指導までしっかりサポートしてくれるところを選びたい」と考えるのは当たり前でしょう。しかし、そもそもそのようなサポートは塾にあるのでしょうか。また、それを踏まえてどんな塾を選べばいいのでしょうか。この記事では、進路相談・進路相談を受けたい人におすすめの塾や、学習塾の選び方を紹介します。
塾によって異なる
学習塾に通う多くの人は、「成績をアップさせたい」「志望校に合格したい」という目的を持っています。そのため、学習塾側が積極的に進路指導や進路相談をしてくれれば、保護者は安心できるでしょう。
しかしながら、すべての塾がそのような指導を行っている訳ではありません。塾によって、実績・授業内容・サポート体制・カリキュラムなどは異なります。受験に力を入れている進学塾や合格実績がある塾ならば、進路相談のサポート体制が整っていることが多いでしょう。
しかし、学校の内容を補うことが目的の塾であれば、そのようなサポートをしていないこともあります。塾を決める前には、「どんな学習塾があるのか」「どんなサポート体制があるのか」しっかり調べておくことをおすすめします。
進路相談がしたいなら進学塾がおすすめ
進路相談をしたい場合、受験に力を入れている進学塾がおすすめです。進学塾は多くの場合、入試対策や対策情報を持っています。補習塾などと比較すると、進学したい学校に関する情報の差には違いがあるといえるでしょう。しかし、進学塾といってもさまざま。どのように選んでいくことができるのでしょうか。2つのポイントを紹介します。
1つ目は、どのような学校に通いたいかということです。高校受験の場合、志望校が公立なのか、私立なのかということでも問題の傾向が異なります。難関の私立校を目指しているならば、独自の問題が出されることも多いため、個別の対策をする必要があるでしょう。そのため、学習塾を探す際には、志望校ごとの個別対策をしているかどうかということも確認しておきましょう。また、進路相談している学習塾でも、個別対応ができる塾と、総合対応の塾に分かれます。満足のいく進路相談を希望しているならば、個別対応できる塾がおすすめです。
2つ目は、人からの評判や口コミを参考にすることです。ホームページに載せられている情報を見るだけでは、充実したサポートしてくれる塾を判断するのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。実際に学習塾に通っている人や保護者がいると、どんな指導を行っている塾なのかをよく知っていることでしょう。「一人ひとりに合わせたアドバイスをもらえるのか」「話しやすい講師がいるのか」などを聞くことができます。そのような情報を参考にし、どんなサポートが受けられる塾なのかを判断するようにしてください。
しかし、同じ系列の学習塾だからといっても、対応は地域によって変わることも。そのため、通わせたいと思っている学習塾に関する情報を集めるようにしましょう。また、学習塾に関する口コミ・意見には個人差があります。他の人には合っている塾だとしても、自分に合うかどうかということは断言できません。そのため、できるだけ複数の意見を聞いて客観的に判断することをおすすめします。
このように、進学塾といっても対応やサポートの形には違いがあるので、細かいところまでチェックして慎重に選びましょう。
体験授業を受けて決めよう
学習塾を選ぶ際に、おすすめしたいのは体験授業を受けてみることです。進路相談や進路指導があるということは、もちろん大切なポイントですが通常の授業がどんな様子なのかを知っておくことは欠かせません。
体験授業では、どのように授業が行われるか、どんな雰囲気の塾なのかを知ることができます。集団型の塾や、個人別に対応している塾など形もさまざま。集団型がよいと思って参加した場合でも、参加してみて合わなかったと感じることもあるかもしれません。
また、その逆もあるでしょう。体験授業を受ければ、塾に通ってみから「何か違う」と感じることが少なくなります。さらに体験授業では、塾の講師や生徒に接できます。講師によって、勉強の取り組み方や姿勢というものは大きく変わるもの。子どもとの相性をチェックすることは大切な判断材料となるでしょう。
また、集団塾であるなら生徒の雰囲気も重要です。勉強に打ち込むような生徒が多い塾だと安心できるでしょう。体験授業を受けることで、細かな部分にも気付くことができます。
学習塾によって、進路指導や進路相談のサポート体制には違いがあります。もし、進路相談をしたいと考えているなら、受験に力を入れている進学塾はおすすめです。しかし、進学塾によっても、サポート内容には違いがあります。進学塾を選ぶ際には、どんな学校に通いたいのかを明確にし、人からの評判や口コミを参考にすることをおすすめします。また、体験授業を受けるなら、細かい点に気付くことができるでしょう。